12日未明、丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館の前に設置しているモニュメントが壊されました。警察が器物損壊事件として捜査しています。
(観光客は―) 「壊してしまうなんて…最悪の行為なので…」
警察によりますと12日午前0時10分ごろ、猪熊弦一郎現代美術館の前に設置しているモニュメント「シェルの歌」の突起部分が折られているのを警備員が見つけました。
警備員が10分前に見回りをした時には、異常はなかったということです。
美術館を管理している丸亀市の職員が12日朝、警察に被害届を出しました。
被害に遭ったモニュメントは1991年に制作されたもので、高さ約3.6メートル、横は約2.5メートルのグラスファイバー製です。強度はありますが、強い力を加えると折れてしまうそうです。
警察では、何者かが故意に折った疑いがあるとみて器物損壊事件として捜査しています。