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真備町に被災者見守り活動の拠点

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 10月1日、西日本豪雨の被災地で新たなスタートがありました。

 岡山県倉敷市真備町では被災者の見守り活動の拠点がオープンしたほか、銀行や児童施設など、多くのサービスが再開しました。

 10月1日に設置された倉敷市真備支え合いセンターには、被災者の見守り活動を行う見守り連絡員3人が常駐します。

 見守り連絡員は、仮設住宅などで暮らす被災者を直接訪問し、困りごとなどの相談を受け適切な窓口につなぐ役割を担います。

 見守り連絡員は、東日本大震災や熊本地震の時も導入されていて、資格や経験は問わず、今後一般公募で20人まで増員する予定です。

 この見守り事業の拠点設置に合わせ、10月1日に再開したのが真備児童館です。

 真備地区の子どもの見守りの拠点とするため、真備支所内に仮復旧しました。

 4人のスタッフが常駐し、子どもの遊び場の提供とともに、親子に何か異変がないか見守る役目もあります。

(利用者はー) 「ここだと知ってる先生ばかりで顔見知りのお母さんとかもおりますし、この子のお友だちも何人かいるので」

 10月1日、この他にも多くのサービスが再開しました。中国銀行真備支店は、西日本豪雨で1階部分が浸水し、使用不能になって以来、約3カ月ぶりに業務を再開しました。

(利用者はー) 「助かります。本当に近いから。今まで使えなかったから総社の方まで行ってたんですよ」

(記者) 「こちらの店舗では今回の災害を機に、こちらの防水シートが設置されました」

 高さ1.5メートルの防水シートは、すべての入り口に設置され、洪水などの災害時に使用するということです。

 ライフジャケット40着も新たに常備し、災害に備えます。


 また「介護老人保健施設ライフタウンまび」は4階のデイケア業務のみ再開し、15人の利用者が訪れました。

(利用者はー) 「きょうの日を楽しみに待ってました」

 ライフタウンまびは、2階まで浸水被害を受け、現在も厨房や入所サービス用の部屋が使用不能となっています。

 入所サービスは来年度中の再開を目指しているということです。

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