建物の解体現場の廃材が正しく分別されているかなどを確認するパトロールが高松市で行われました。
毎年春と秋に行っている一斉パトロールです。
高松市では今回、約20カ所の解体現場をパトロールします。高松市円座町のスーパーの流通センターの解体現場には、高松市や労働基準監督署から約10人が訪れました。
2001年に施行された「建築リサイクル法」では、解体現場で廃材を分別することなどを義務付けています。
高松市の職員らは現場監督者から聞き取りを行い、鉄骨やコンクリートなどの廃材が分別されているかや、作業標識が分かりやすい位置に掲げられているかなどを確認しました。
(高松市建築指導課/溝口健悟 係長) 「現場では、重機で細かく分けることで手間はかかると思うが、それをすることによって次の資材の有効活用につながる」
解体現場の一斉パトロールは香川県で27日も行われます。