長期間にわたって家庭内に閉じこもる「ひきこもり」について香川県は、初めて実態調査を行っています。
香川県はひきこもりの実態を把握するため、去年12月、県内すべての市、町の民生委員や児童委員、約2200人にアンケートを郵送しました。
アンケートでは、64歳までの県民を対象に、半年以上自宅に閉じこもっている状態が続いている人がいないかを尋ねています。該当する人がいれば、閉じこもっている期間やきっかけなどについて質問しています。
県は、2月末までにアンケートを回収し、調査結果をまとめ、今後の支援策に役立てることにしています。
ひきこもりをめぐっては今年度、内閣府が40歳から64歳までを対象に実態調査を行いました。しかし、年齢が限定されていたことや一部の市や町の抽出調査だったことから、香川県では、詳しい実態は分かっていませんでした。