高松市の小学校で、香川県のブランド豚、「オリーブ豚」について学び、給食で味わいました。
高松第一小学校の5年生のクラスに、オリーブ豚振興会の4人が訪れました。そして、生産者の海部龍次さんが「オリーブ豚」の飼育方法や特徴についての授業を行いました。
オリーブ豚は、オリーブの絞りかすを混ぜた餌を30日以上与えた香川県のブランド豚です。
海部さんは、オリーブ豚は生まれてから約半年で出荷されることや、子豚の豚舎にはウイルス対策として窓がなく、温度はすべて空調で管理し、衛生環境を保ちながら大切に育てていることなどを話しました。
(佐田志歩リポート) 「給食の時間になりました。きょうの給食は、オリーブ豚の肉じゃがです。オリーブ豚について学びそのおいしさを実感してもらおうというのも今回の授業の目的なんです。」
児童たちは、オリーブ豚の「ジューシーでコクがあり、口の中で甘くとろけ、あっさりしていて豚肉臭さがない」という特徴をしっかり感じながらおいしそうに味わっていました。
(児童は―) 「お肉が柔らかくてすごくおいしいです。(授業は)すごくわかりやすかったしオリーブ豚のことがよくわかりました。」 「(味はどうでしたか?いつもの豚肉と違いましたか?)いつもと違っておいしかったです。おいしくて甘かったです。」 「今まで出た肉じゃがの味とはちょっと違って、なんか少し甘酸っぱいというか、とてもまろやかでおいしいと思いました。豚の命をもらっているので、大切にいただきたいと思いました。」
(オリーブ豚振興会 生産者/海部 龍次さん) 「こちらにとっても、愛情をもって育てた豚ちゃんなんで、これをやっぱりおいしく食べていただくということは、一番幸せだと思います。」
25日には高松市内の小中学校で、約6300食のオリーブ豚の肉じゃがが給食で提供されました。