西日本豪雨で使用した「あるもの」を利用して被災者を支援をする計画が進んでいます。
(記者) 「こちらでは西日本豪雨の影響で多くの家の屋根がブルーシートで覆われています。このブルーシートを再利用して復興支援が行われるんです」
岡山県や熊本県の4つの企業が中心に立ち上がった「BRIDGE OKAYAMA」は、西日本豪雨で被災した家の屋根や、窓を覆っているブルーシートの再利用を計画しています。
この活動は熊本地震でも行われ、バッグやピンバッジが作られました。バッグは、日のあたり具合や汚れなどでデザインが変わり個性があふれます。制作した「BRIDGE KUMAMOTO」のスタッフもこの復興支援に参加します。
(BRIDGE KUMAMOTO/佐藤かつあき 代表) 「熊本地震と同じように、ブルーシートがいっぱい使われているという話も聞いていたので。ごみとして出ているのであれば、使えないかなと」
3月からブルーシートを回収してバッグの製作に入り、販売は7月を予定しています。売り上げは、全額寄付をするということです。
(社会福祉法人 雪舟福祉会/守安伸聡 事務長) 「寄付の活動と、プラス手元にそれ(バッグ)をおいていただくことで、今後忘れずに災害に対して防災意識の向上がはかれたらなと思っております」