香川県土庄町豊島の産業廃棄物の処分場では、汚染された地下水の浄化が課題となっています。専門家による委員会で、化学物質を使って処理を行うことが決まりました。
技術の専門家らで組織するフォローアップ委員会が高松市で開かれ、7人の委員が出席しました。
特に汚染が激しい3つの区画の地下水について、新年度から化学処理を行って浄化することが了承されました。また処分場内にあったコンクリートヤードを撤去した後、産廃が残っていないかを確認する追加調査を、香川県が26日から行うことも報告されました。
豊島住民は、地下水を化学処理した場合や、海岸と処分場を仕切っている遮水壁を解除した場合の自然環境への影響について詳しく教えてほしいと要望しました。