岡山市で、50歳以上のドライバーが安全運転講習に参加し、運転の習慣を見直しました。
JAF日本自動車連盟が開いた講習には、50歳から80歳のドライバー18人が参加し、忘れがちな安全運転の方法を振り返りました。
まず、適切な運転姿勢や運転中の視野の確保など、安全な運転に必要な知識を再確認しました。続いて、見通しの悪い交差点での安全な通過方法を学びました。
(記者) 「見通しの悪い交差点。多段階停止と言って3回の停止が求められます」
多段階停止とは、「停止線での停止」「車の存在を知らせるための停止」「左右の確認をするための停止」の3つを行うことです。参加者は自分が普段乗っている車に乗り、慎重に多段階停止を練習します。
(72歳の参加者) 「OK。こんなもんじゃな見える見える」
(80歳の参加者) 「これで今ようやくこんなん、ここ見ればよかった」
去年、一時不停止は全国の交通違反の中で約130万件と最も多かったということです。
(72歳の参加者) 「自分ももう70過ぎて、もうそろそろ自分の運転を見直してもいいんじゃないかなぁ」
(80歳の参加者) 「高齢者も若い人も気を付けてください」
(JAF日本自動車連盟 鳥取支部/清水歩さん) 「ご自身の運転でやってもらうことによって、また周りで見てる車にこの運転をまねしてもらうというような形で、波及していけばいい」