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園児の散歩コースに潜む危険を点検 大津の園児死傷事故を受け保育所が警察・行政と連携 香川

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 大津市の園児死傷事故を受け、香川県観音寺市の保育所が警察官や市の職員とともに園外散歩のコースに潜む危険な箇所を確認しました。

 観音寺市立豊浜保育所と市、警察などからあわせて8人が参加しました。約2キロの散歩コースを、実際に歩きながら保育士が普段子どもに行っている指導を実演し、安全を確認しました。  特に、横断歩道がない道や交差点での横断方法について警察官が改善を求めていました。

(点検の様子) 「ここを渡らせるほうが絶対に安全やと思います」 「わかりました。じゃあこちらに一度渡ってから左側通行でいくようにします」

(記者) 「交通量の多い交差点です。道路とパイプガードから離れたこの位置で、信号待ちするのが安全だということを確認しました」

 警察と市などが連携してコースの点検を行うのは香川県で初めてです。

(観音寺警察署 交通課/本田茂 課長) 「こちらが危険だと思って通行していても、ドライバーの方がそのような認識がなければ、やっぱり事故が起きてしまうので、そのあたりの対策は必要かなとは思います」

(豊浜保育所/堤啓恵 所長) 「普段も私たちはそのコースが一番今まで安全だと思って園外に出ていましたが皆さんの目で見ていただいたらここはこういうふうにしたほうがいいというアドバイスが本当になるほどなと思いまして」

 豊浜保育所では点検結果を職員と共有し、保護者と意見交換しながらより安全な園外散歩を目指します。  観音寺市は、来週にかけて市内2つの保育所の散歩コースを点検します。

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