岡山県が、この春実施した公立高校入試の結果をまとめました。平均点が2014年の特別入試導入以降最低になったことがわかりました。
今年2月の特別入試で実施した3教科の平均は52.4点、3月の一般入試の5教科の平均は54.4点でした。これは特別入試、一般入試ともに特別入試が始まった2014年以降最低です。
基礎・基本の学力は上がってきていますが、思考力・判断力・表現力を求める記述式の問題の正答率が低く、特に特別入試の数学では正答率が1パーセントの問題もありました。
岡山県は学力検査の概要をまとめた資料を各高校に配布し、授業の改善などに役立ててもらいます。