7月6日、7日に高松市でトライアスロンの大会が開かれるのを前に、出場するパラアスリートが小学校で特別授業を行いました。
新番丁小学校を訪れたのはパラトライアスロンで活躍している円尾敦子選手(45)です。 円尾選手は生まれつき左目が見えず、右目はわずかに見える程度です。2012年にパラトライアスロンを始め、2016年のリオパラリンピックに出場しました。
講演のあと、児童は2人1組でパラトライアスロンを体験しました。伴走役の児童は、声をかけたりロープを使ったりしてアイマスクをした児童を誘導します。段差や障害物に苦労しながらもゆっくりと前に進んでいました。
(参加した児童はー) 「すごい暗くて怖かったけど、ペアの子が優しくリードしてくれたので少し安心してできました」
(パラトライアスロン/円尾敦子 選手) 「私たち障害者がこうやって人の手を借りたらいろんなことができるんだっていうのを知ってもらいたい。(障害者と)一緒に頑張ってくれるような子になってもらったらいいなと思います」