夏の高校野球は香川大会は28日、決勝戦で高松商業と英明が対戦しました。白熱の投手戦となりましたが、高松商業が9回サヨナラ、2対1で英明を下し、23年ぶり20回目の甲子園出場を決めました。
高松商業のエース香川卓摩と英明のエース黒河竜司。今大会注目の2人の投げ合いは、両チームの好守備もあり、緊迫した展開となります。
試合が動いたのは6回、ランナー2人を置いて打席には高商の4番、岸本。センター前ヒットで2塁ランナーがホームに返り、ついに均衡が破れます。
試合はこのまま9回へ…追い詰められた英明でしたが、この回、先頭の黒河がツーベースヒットでチャンスをつくります。その後、黒河は3塁に進み、打席には2年生、前田。 懸命に伸ばしたバットの先にボールが当たり、スクイズ成功。土壇場で追いつきます。
その裏、2アウトながら2塁にランナーを進めた高松商業。7番・安倍がセカンドの頭上を超えるサヨナラタイムリー。高松商業が23年ぶり20回目の甲子園出場を決めました。