古くからの知恵を生かして暑さを和らげます。日本に古くから伝わる「打ち水」の良さを見直し、環境意識を高めようと市民が一斉に水をまくイベントが高松市で行われました。
(記者) 「先週梅雨が明けて、高松市では毎日暑い日が続いています。手元の温度計は34.8度となっていて、これから打ち水が行われます。果たして気温は下がるのでしょうか?」
道路の清掃ボランティアなどに取り組むNPO法人が毎年行っているものです。幼稚園児やお昼休みの会社員など約280人が高松シンボルタワー前に集まりました。
参加者が木桶や洗面器に入った井戸水あわせて約1トンを一斉にまくと、会場の温度計で34.4度だった気温が2.4度下がりました。
(参加した人はー) 「ちょっと涼しくなった。地球とかが元気になるといいかなって思いました」 「こんなに効果があることを全く知らなかったので。実際、今度帰ってからもちょっとやってみたいなと思いました」
(NPO法人 四国の道路サポータクラブ/白川幸男 事務局長) 「環境にいいですよね。でも、そういうことあまり堅苦しく考えずに、親子で打ち水したら家族だんらん楽しいですよね」