香川県の「食」をどう打ち出すかがポイントです。宿泊旅行客の動向から観光振興のカギを探るセミナーが高松市で開かれました。
国内旅行に関する調査・研究などを行っている「じゃらんリサーチセンター」が自治体や観光関係者を対象に開いたセミナーです。
昨年度、国内で宿泊旅行をした約1万5000人を対象にしたアンケート調査で、香川県を訪れた人の総合的な満足度は84パーセントで、全国26位でした。 項目別に見ると食事についての満足度が最も高く、全国6位でした。
一方、現地での消費金額は全国平均より低く、香川県の魅力である「食」をどう打ち出すかがポイントだということです。
(じゃらんリサーチセンター/沢登次彦 センター長) 「香川県の食の魅力はやはり『うどん』がすぐ思い浮かびますが、うどんだけではなくて。肉とか魚とか、単価が高いものの素材を生かしてのグルメ開発をしていくこと(が重要)」