26日からゴールデンウィークが始まります。2025年は平日を挟んでいて飛び石連休とも言われていますが、平日を休めば最大11連休となります。ただ連休の旅行には物価高が影響しそうです。
(記者リポート)
「今年のゴールデンウィーク、街の皆さんはどう過ごすのでしょうか」
(介護職[20代])
「京都、2泊3日で。京都のために頑張ってきたんで奮発しようかなと」
(子育て中/主婦[30代])
「旅行は行く予定ないんですけど、この子連れてまだ旅行に行ったことなくて。車で移動になると思うので混むかなって」
旅行会社JTBが1万人を対象としたアンケート調査によりますと、4月25日から5月7日のゴールデンウィーク中に、旅行に行くと回答したのは20.9%で、2024年より5.6ポイント少なくなりました。
行かない理由として最も多かったのが「混雑する」(45.9%)、次いで「旅行費用が高い」(34.6%)、「家計に余裕がない」(25.9%)という経済的な理由となりました。
(JTB高松店/熊山愛梨さん)
「物価高に関しましては、旅行に関わる宿泊交通飲食とかのあらゆるサービスの料金の上昇がつながっていると考えられますので、平均の旅行費用も上がっているっていう」
(松木梨菜リポート)
「高松市中心部のホテルでも宿泊料が去年よりも上がっています」
高松市では5月3日から5日までの宿泊料は、2024年の同じ時期と比べて約1.5倍になっているホテルもあります。ホテルによると、宿泊料が上がった理由の1つがインバウンド需要の増加です。
このホテルではこの3日間の宿泊予約の約半数が外国人観光客で、4月18日に開幕した瀬戸内国際芸術祭などを目的に訪れるということです。
旅行費用が高くなる中、JTBでは2025年、旅行を早期に予約する動きが目立ちました。
(JTB高松店/熊山愛梨さん)
「早い方は半年前からご予約されたりだとか、早割だとか特典もございますので、そういった点で早くからお申込みいただく方は多くなっています」
岡山・香川から出発する国内旅行の人気の行き先は3位が沖縄。2位が大阪・関西万博やユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどの関西方面、そして1位は、東京ディズニーリゾートを含む東京エリアでした。
一方でJTBは海外に行く人は、2024年より1割増えると予測。高松空港からの直行便で行ける韓国や台湾が人気だそうです。
(JTB高松店/熊山愛梨さん)
「コロナ禍の間は海外旅行に行ける状態ではなかったので、物価高の影響もあるかと思うんですけど、それ以上に行けるときに行っておこうという方が多くいらっしゃいます」