海外から多くの人が来日することが予想される中、岡山県倉敷市でテロ対処訓練が行われました。
訓練は、輸入した貨物の中に不審物があったという想定で行われました。
税関職員は不審物に付着した微粒子を検査するなどして、爆発物であるかどうかを確認します。その後、速やかに警察に通報したり爆発物処理班と連携したりする手順を確認しました。
この訓練は税関と警察が毎年行っていますが、今年は10月に、岡山市でG20保健大臣会合が開かれることもあり、初めて陸上自衛隊が参加しました。
(神戸税関 水島税関支署/豊住辰也 支署長) 「自衛隊の方でないと分からないような専門知識の研修もやっていただくんですけど、そういった意味でもうちの職員のレベルアップにつながれば、お互いの連携という意味でも非常に意義があると思っている」