四国を訪れる外国人観光客を増やそうと、効果的な誘致方法を学ぶ研究会が高松市で開かれました。
四国運輸局などが開いたもので、四国4県の自治体職員ら約90人が参加しました。今回は、韓国とオーストラリアに対する観光客誘致の方法を学びました。
日本政府観光局ソウル事務所長の山田敬也さんは、日韓関係の悪化で減少している訪日客は早ければ2、3カ月後には回復するとの見通しを示しました。 その上で、増加傾向にある40代から50代やシルバー層の観光客を対象に温泉や伝統文化の体験など、テーマを絞ったセールスが効果的と話しました。
(日本政府観光局 ソウル事務所/山田敬也 所長) 「今は、着実に旅行会社や航空会社に対して地元の魅力の情報発信、情報提供をして。次第に回復してくるであろう市場に備えて、今は準備をする時期だと考えている」
また、四国の認知度が低いオーストラリアに対しては、オーストラリアの人がよく旅行に出かける日本の冬の時期を中心にPRすると効果的だということです。