499人の力が集まりました。高松市の高校生が体育館の壁に巨大壁画を制作し、文化祭を盛り上げています。
(記者) 「こちらの大きな壁画、実は1センチほどの色紙からできています」
英明高校の2年生499人が文化祭に合わせて約1カ月かけて作ったもので、縦7.5メートル、横11.2メートルです。 1.3センチ四方の色紙、約50万枚を使っています。
(英明高校/保井岳太 生徒会長) 「作業自体は貼るだけで、単純な作業で大変だったが、仲間と協力してできて良かった」
作品は、女性で初めて文化勲章を受章した上村松園の日本画をモチーフにしていて、髪が美しくなびく様子などがうまく表現されています。 生徒らは壁画を写真に収めるなどして、青春の思い出を残していました。
(生徒はー) 「作っているときと違い、とても迫力があってきれいです」 「とても小さなところの担当だったが、大きな作品になってとても感動します」
壁画は14日まで、在校生の保護者や中学生などに公開しています。