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「空」からあおり運転を取り締まり 香川県警が初めてヘリとパトカーが連携し、道路を監視

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 今、社会問題となっているあおり運転を空から取り締まります。21日から秋の全国交通安全運動が始まることを受けて、香川県警がヘリコプターを使ったあおり運転の取り締まりを初めて行いました。

(記者) 「上空ではヘリコプターが、こちらでは高速警察隊が待機しています、上空と道路上で連携して悪質なあおり運転を取り締まります」

(高速道路交通警察隊ー) 「ただ今から、県警ヘリと連携したあおり運転取り締まりに出発します」

 20日に香川県警のヘリコプター「さぬき」とパトカー5台が連携して、高松市と坂出市の間約20キロメートルの高速道路であおり運転に目を光らせました。

 ヘリは、高度500メートルから600メートルを飛んで機体の下に付いた下に付いたカメラと目視で上空から道路の様子を確認します。  車間距離を保たない、無理な進路変更、不必要なブレーキなどあおり運転と見られる行為を発見すると高速道路交通警察隊に連絡。パトカーが駆けつけて確認し、検挙します。

 20日の取り締まりであおり運転の検挙はありませんでしたが、スピード違反や通行帯違反などあわせて14件を検挙しました。

(香川県高速道路交通警察/渕猛雄 隊長) 「ヘリに乗って下の車を見ていたら、かなり接近している車を見かけるという情報もございまして、本県でも実施するということで検討させていただいたというところでございます」

 警察によると去年、香川県内の高速道路であおり運転とみなされる車間距離不保持違反で検挙されたのは102人でした。今後もヘリと連携した取り締まりを行い、ドライバーが安全に走行できる道路交通環境を確保したいということです。

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