岡山県新見市で300年以上の歴史がある「土下座まつり」が行われ、大名行列が町を練り歩きました。
大名行列が出発する船川八幡宮です。出発前には神社が特別に醸造した「どぶろく」が振る舞われました。
先払いを先頭に刀ややり、鉄砲を携えた総勢64人の行列は約3キロの道のりを「下に~下に~」の掛け声とともにゆっくりと練り歩きます。
新見市の大名行列は300年以上前に初代・新見藩主の関長治が始めたとされていて、新見市の重要無形民俗文化財に 指定されています。 沿道の人たちは、江戸時代さながら立って見ることや行列を横切ることは許されません。しきたりにのっとって腰を低くして行列を迎えるため、別名「土下座まつり」とも呼ばれています。
この大名行列が終わると、新見に本格的な秋が訪れます。