児童虐待とドメスティック・バイオレンス、DVの関係について考える講演会が14日、岡山市で開かれました。
立命館大学の非常勤講師で、DV加害者への教育プログラムなどを運営している伊田広行さんが講師を務めました。
伊田さんは今年1月、千葉県野田市で、当時10歳の女の子が両親から虐待を受けて死亡した事件を題材に講演しました。 この事件では、女の子を虐待していた父親が妻にもDVをしていたことが明らかになりました。
(伊田広行さん) 「DV加害者がDV被害者に子どもを虐待するように強制する、これこそがDV」
また、DVや虐待の被害者を守るためには、学校や病院など地域の人が細かい変化に気付くことが大切だと話しました。
(伊田広行さん) 「DVや虐待が無かったら無かったで良かったんだから、怪しいだけで通報した方が良いこれが結論」