山岳遭難者の救助にドローンを活用する訓練を香川県警が20日、観音寺市で行いました。
(訓練の様子) 「観音寺警察署管内、豊稔池付近において行方不明事案が発生につき、捜索の応援を願いたい」
訓練は、紅葉狩りの登山客が行方不明になったという想定で行われました。まず警察と消防が、地上とヘリコプターで捜索を行いました。 続いて小型無人機ドローンを飛ばします。ドローンには赤外線カメラが付いており、人の体温を感知して遭難者を発見。ヘリコプターへつり上げる訓練も行いました。
香川県警は去年3月、観音寺市のドローン撮影会社「空撮技研」と連携協定を結んでいます。今回の訓練は協定に基いて初めて実施しました。
(観音寺警察署/織田裕之 地域課長) 「道路が寸断されているとか、そういう場所にでも入っていって、現場の状況を撮影してくるということで、どんどん捜索ツールとして活用していきたいと考えております」