災害などで停電になったときでも、家庭で電気を普段どおり使えるようになるサービスが中国地方で始まりました。
(中国電力 販売事業本部/前原利彦 マネージャー) 「停電時にも日常生活に近い状態で電気をお使いいただける、安心のサービスを提供してまいります」
中国電力グループが20日から始めたサービスは、主に中国地方で家庭用に蓄電池を貸し出し、停電時でも普段と変わらない量の電気を使えるようにするものです。
これまで太陽光発電設備や一般的な蓄電池では、停電時に使用できる電気の量が少なく、使える家電も限られていました。今回のサービスで提供される蓄電池は、ブレーカーの上流に設置することで家全体に電気を行き渡らせることができるため、ほとんど制限なく家電を使用することができます。
また、電気自動車の電力を家庭へ送ることができる変換器を貸し出すサービスも行います。