国内での感染が懸念されている新型コロナウイルス。各地の観光施設などでは対策が始まっています。
高松市の栗林公園では28日から入園窓口の職員は、全員マスクを着用して応対しています。また、手洗い用の消毒液も設置しました。
2019年度の栗林公園の入園者数は約71万人で、そのうち中国からの観光客は約1万9000人でした。
(観光客はー) 「そういう対策をしてくださっているとすごく安心です」 「気を遣ってくれているのはいいことだと思います」
一方、高松空港の検疫所では1月24日から、上海便と香港便で入国や帰国する人全員に健康カードを配布しています。 せきや発熱などの症状がある場合、マスクの着用や医療機関での受診を促すものです。
一方、高松市の一部のホテルでは中国人観光客の宿泊キャンセルが1日数件ありました。 団体客の予約はほとんど入っていなかったため、大きな影響は出ていないということです。