宮崎キャンプ中のサッカーJ2ファジアーノ岡山が5日、同じJ2のヴァンフォーレ甲府と練習試合を行いました。
ファジアーノ岡山は5日、宮崎県綾町で、昨シーズンJ2で5位の甲府と練習試合に臨みました。試合は40分4本の変則マッチ。
1本目のメンバーはツートップにイ・ヨンジェと山本、左サイドに新加入の上門と徳元、キーパーにポープが入りました。 ファジアーノは序盤からサイドを起点に攻撃の主導権を握り、チャンスを作ります。 29分には中盤で受けた上門が得意のドリブルで持ち込み、こぼれたところを白井。ボランチの白井が強烈なミドルを叩き込んで先制します。
(MF 白井永地選手) 「僕自身、ああいうチャンスがあったらゴールを狙ってますし、いいところにこぼれてきて、いい形でシュートが打てて、ああいう形になった」
しかしその5分後、甲府にペナルティ-エリアへ侵入を許し、スルーパスからシュートを打たれて同点とされます。
2本目はサイドバックの徳元が駆け上がります。クリアボールにダイレクトで左足。さらには左サイドから鋭いクロスで決定機を演出、相手ゴールを脅かします。 終了間際には上門がミドルシュート。惜しくもバーに阻まれてゴールとはなりません。
3本目、4本目では追加点を奪えなかったものの甲府にゴールを割らせず、1対1のドロー。J2のライバルチーム相手に攻撃面での「進化」を見せ、23日の開幕戦に向けてチーム力を着実に高めています。
(ファジアーノ岡山/有馬賢二 監督) 「追加点は欲しいところだったんですけど、結果以上に組み合わせも含めていい準備ができてきているので、良い状態で開幕が迎えられると思います」