宮崎でキャンプ中のサッカーJ2ファジアーノ岡山。JFL最強チームとの練習試合に臨みました。
(記者) 「前の試合では5分間で3失点と守備に課題を残したファジアーノ。きょうはJFLで3連覇中のホンダFCと対戦です」
試合は45分を2セット、30分を1セットの変則マッチで戦います。ファジアーノは1セット目に主力クラスが出場し、センターバックには23歳のチェジョンウォンと新戦力の田中が入りました。
開始早々、ピンチを迎えます。フリーキックのこぼれ球を詰められ、シュートをなんとかはじき出し、ピンチをしのぎます。リズムを取り戻したのは、有馬監督が掲げる、前からのボール奪取。18分には前線からプレスをしかけてボールを奪い、チャンスにつなげます。しかしゴールは奪えず、1セット目は両チーム無得点で終えます。
2セット目には、センターバックを増田と阿部に、ボランチを上田から練習生のイスンヒに代えます。そのイスンヒがゴール前に抜け出したところを倒され、ペナルティキックを獲得。
これをレオミネイロが外し、先制のチャンスを逃してしまいます。その直後レオミネイロが抜け出し、ループシュート!これも惜しくも枠の外とチャンスを生かしきれません。
すると16分パスミスからゴール前でボールを奪われ、先制を許します。その後もゴールを割ることができず0対1で敗れました。
(ファジアーノ岡山/有馬賢二 監督) 「決めるチャンスはきょうもたくさんあったんで、そのことを一番大事なことですし、サポーターが見に来てもらって一番楽しい部分だと思うんで、ゴールが一つでも多く取れるようにがんばりたい」
ファジアーノは宮崎キャンプを16日に打ち上げ、24日に開幕戦をホームで迎えます。