新型コロナウイルスの感染拡大に伴うマスク不足を受け、岡山県総社市が5日、市民へマスクの無料配布を始めました。
(総社市/片岡聡一 市長) 「今、市内の薬局、県内の薬局どこに行ってもマスクは売られておりません、なのにマスクをしなさいというのはこれはおかしい」
総社市の片岡聡一市長が地域づくり協議会や介護施設の代表に贈呈したのは、防災用に備蓄していたマスク36万枚です。
これらの団体・施設を通じて地域住民や施設の職員に配られます。
(総社市コミュニティ地域づくり協議会/平松秀昭 会長) 「きょう、あす中に、全戸へ届くように努力したい」
(記者) 「窓口には、市民が次々とマスクを求めてやってきています」
5日設置された総社市役所の臨時窓口にも、4万枚のマスクを用意し希望する市民に配っています。マスクを受け取るには市民であることを証明するため免許証などの提示が必要です。 朝から市民が次々と訪れ、マスクを受け取っていました。
(市民はー) 「どのドラッグストア行ってもないんで助かります」 「ツイッターで市長が更新してたのでありがたいと思って来ました。手洗いうがいをとテレビで言われてるのでそれはきっちり(したい)」
総社市は新型コロナウイルスについて相談がある場合、備中保健所か岡山県の専用相談窓口に電話するよう呼び掛けています。