出席者全員がデニムマスクを着用する議会が29日、総社市で開かれました。
(総社市議会/剣持堅吾 議長) 「総社デニムマスク議会と銘打って会議を開催します」
(記者) 「総社市の定例議会です。議員と執行部全員がデニムマスクをして議会を進めています」
29日最終日を迎えた総社市の6月定例議会です。市議会議員や片岡市長ら約30人が「総社デニムマスク」を着けて本会議に出席しました。
議会では新型コロナウイルスの対策費に充てるため、議員の政務活動費を半分に減額する補正予算案などを可決しました。
総社デニムマスクは、総社市の障害者就労支援施設が3月から作っているデニム生地のマスクです。これまでに20万枚以上が売れる大人気の商品です。
注文が相次いで一時は最長3カ月待ちの状態になったため、生産態勢を拡大しました。現在は13の施設で合わせて1日約3000枚を生産していて、29日からは注文だけでなく一般販売も再開しました。
(総社市/片岡聡一 市長) 「量産態勢が整っていつ(注文が)来てもお買い上げいただける態勢がつくれてやっと(需要に)追い付いた」