倉敷市の男性が高知県で新型コロナウイルス感染症と診断された問題で男性と濃厚接触していた妻や同僚は陰性だったことが分かりました。
3月6日、高知県で新型コロナウイルス感染症と診断されたのは倉敷市に住む60代の会社員の男性です。
男性は倉敷市の水島コンビナートにあるJFEスチールのグループ会社の社員で、岡山県などの調査によりますと男性と岡山県で濃厚接触した人は現在、高知県に滞在中の妻と職場の同僚ら、あわせて34人です。
このうち、男性の妻や別居の家族、症状が出ていた同僚ら6人にPCR検査を行ないましたが、いずれも陰性でした。
JFEスチールによりますと男性は週2日ほどの勤務ですぐに男性が働いていたフロアを消毒するなどの対応をしました。
また男性は、2月16日以降スポーツジムや宴会など人が密集するような場所には行っておらず勤務先にも自家用車で通勤していたということです。
海外や、これまで感染が確認された他の地域への訪問歴も無く、感染経路の確認を急いでいます。