新型コロナウイルスの影響で来園者が大幅に減っている高松市の栗林公園では、「春のライトアップ」の中止も決まり、園内の飲食施設が「花見弁当」の値引き販売を決めました。
栗林公園では、2月の来園者が2019年の同じ月より3割ほど減少。さらに、3月27日から予定していた「春のライトアップ」も中止になりました。
商工奨励館にある「ガーデンカフェ栗林」では、謝恩会や団体客の昼食などあわせて40件ほどがキャンセルとなり、3月の売り上げは半減する見通しです。
売り上げ回復に向け、カフェの運営管理者は「春のライトアップ」期間中に1食3000円で販売する予定だった花見弁当を、2500円で予約販売を始めました。
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(ガーデンカフェ栗林を運営する「フェアリー・テイル」/藤田徳子 社長) 「この地域の方々や地域のお店の皆さんと連携を取りながら、栗林公園のにぎわいつくりを努めていきたい」