17日、丸亀市の男性が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。香川県は、その後の調査で明らかになった男性の行動歴などを公表しました。
新型コロナウイルスに感染していることがわかったのは、丸亀市の50代の自営業の男性です。 香川県の調査によると、男性は2月27日から3月4日まで最初に大阪に行き、兵庫、京都を訪れていました。
宿泊したのは大阪府のホテルです。移動は高速バスやJR、私鉄を利用し、タクシーには乗っていないということです。 県が高速バスの運転手と乗客に連絡を取ったところ、健康に不安がある人はいないということです。
また、男性が香川に帰ってきたあと3月13日に発症するまでに仕事で3人と長時間一緒にいたことがわかりました。この3人とは、1台の自家用車で坂出市や愛媛県の複数箇所を訪れていました。
この3人にPCR検査をしたところいずれも「陰性」だったということです。 男性の体調は回復していて、19日朝の体温は37.1度でした。
浜田知事は、「人が多い密閉空間は避けて、感染が疑われる場合は保健所に相談する」よう呼び掛けました。