2018年7月の西日本豪雨で、町にあふれた災害ごみの岡山県による処理が16日、完了しました。 倉敷市の中間処理施設では作業員が、最後に残った可燃ごみ6トンと不燃ごみ8トンをトラックに積み込みました。 岡山県によりますと、西日本豪雨で発生した倉敷市と総社市の災害ごみは約38万トンです。
本来、ごみの処理についてはそれぞれの市で行う業務ですが、県が代行で約30万6000トンを処理しました。うち30万トンが倉敷市で発生した災害ごみです。
処理の費用は約80億円で倉敷市と総社市の負担となりますが、大半は国の補助金などが充てられます。
県の担当者らは、ごみを搬出する最後のトラックを拍手で見送りました。
(岡山県環境文化部/遠藤圭一 課長) 「ここまできれいに片付いて非常に感慨深い。県としても必要な支援を引き続き行っていきたい」