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〈新型コロナ〉県からの休業要請に含まれず支援もない…客離れが起きた美容室の今後は 香川

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 「元の状態に戻れるのか?」不安な毎日が続いています。「密」を避けられないとして一時、客離れが起きた美容室や理容室。以前の状態に戻るにはまだ時間がかかりそうです。

(記者リポート) 「密接を避けにくい場所のひとつが美容室です。しかし、休業要請の対象には入っていません」

 高松市の美容室「en vogue(アンボーグ)」は開業して40年、利用客の年齢層は広く家族で利用する人も多い店です。

(en vogue/渡邊芳子 社長) 「(休業要請がなかったことは)ちょっとホッとした部分はあります。できるだけやっていきたいという気持ちはあるけど、お客さまのことやスタッフのことを考えると休んだほうがいいのかなと…」

 悩みながらも店の予防対策を強化して営業を続けました。  予約を大幅に減らして座席間隔を十分に確保するなど「三密対策」を最優先しました。営業時間を短縮し、開業以来初めてGWの営業自粛も行いました。その結果…

(en vogue/渡邊芳子 社長) 「4月は前年比で75パーセント。5月は更に下回るかなという感じですね」

 香川県からの休業要請に含まれなかった美容室が一律で受けられる支援はありません。

 また高松市の「テナント賃料給付金」と国の「持続化給付金」は可能性がありますが、対象は市が売り上げ30パーセント以上の減少、県が50パーセント以上の減少と、一定期間の休業を行っていない美容室がこれに含まれるかは微妙なところです。

 en vogueでは5月13日から営業時間を元に戻しました。少しずつ予約の電話が増えてはきましたが、来店を控えていた人たちがすべて戻ってくるのか…不安な毎日は続きます。

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