JR西日本岡山支社は、5月ここまでの収入が前の年の約13パーセントと過去最低レベルだったことを25日、発表しました。
JR西日本岡山支社が定例の支社長会見で発表したものです。 岡山支社によりますと5月1日から17日の収入が前の年の12.6パーセントと過去最低の水準になりました。中でも「中長距離」の収入は前の年の9.2パーセントまで落ち込みました。
有田泰弘支社長は緊急事態宣言の解除を受け、通勤通学に伴う定期券の売り上げや近距離移動については徐々に上向くと予想しました。
一方で、テレワークやインターネット会議など「新しい生活様式」が浸透すれば厳しい状態が続くということです。
(JR西日本岡山支社/有田泰弘 支社長) 「コロナの感染が収束したとしても元に戻ってこない。つまり鉄道利用が元に戻るのは相当苦労すると思っている」