香川県の「ゲーム条例」を巡って香川県議会の3会派が制定過程の検証を申し入れたのに対し、西川議長は「検証する必要はない」と回答しました。
3月に可決し、4月に施行した「ゲーム依存症対策条例」を巡っては、内容と制定過程の両面が問題視されています。
自民党議員会とリベラル香川、日本共産党県議団の3会派は説明責任を果たすための「検証委員会」の設置を西川議長に申し入れていました。しかし、22日に示された回答書では、「条例は適正な手続きを経ていて、過程の検証や内容の見直しを行う必要はない」としています。
3会派はこの回答を受けて今後、条例検討委員会の手続きを定めることなどを求めるため「議会改革検討委員会」の設置を西川議長に要請したということです。
(日本共産党/樫昭二 議員) 「県民が疑問に思っているわけでしょ、やっぱりルール作りをしてはっきりさせていきませんか、というような内容を求めていきたい」