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新型コロナで「地元就職を希望する学生が増えた?」“就活”にも変化か 高松市で合同就職面接会

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 2021年春に大学を卒業する学生などを対象にした合同就職面接会が高松市で開かれました。新型コロナの影響で「就活」にも変化が起きているようです。

 香川県や香川労働局などが開いた「かがわーくフェア」です。

(記者リポート) 「今年はオンラインでの説明会や面接が多い中、きょうはこのように企業側と求職者側が直接会って話をすることができます」

 いつもは年に3回開かれていますが、2020年は新型コロナウイルスの影響で3月と6月のフェアが中止になりました。しかし「実際に求職者と対面して説明や面接をしたい」という企業からの要望を受けて、アクリル板の設置や参加人数の制限など感染防止対策をとって開催しました。

(企業担当者はー) 「(アクリル板があると)声が聞き取りにくいです。遮られているので。マスクもしていますし」

(学生はー) 「企業の人の顔とかウェブでも分かるんですけど、やはり直接の方が伝わりやすいし、安心というか全然違いますね」 「(オンラインは)その場所に行く手間がないから、そこの面はありがたいんですけど、見えている部分が画面のところだけなので、その分どういうところを見ているとか気を付けているっていうのが、実際に会って話すより厳しくなっているんじゃないかと思う」

 2020年の就活は、形式だけでなく、学生の就職先の選び方にも変化が起きているようです。

(企業担当者はー) 「今までは(県外に)出る人が多かったんですけど、地元の企業に残って就職したいという人が増えてきているのは感じます」

 2020年3月に香川県の大学を卒業した人の就職内定率は、97.5パーセントでした。また、2020年6月末時点の香川県の有効求人倍率は、1.25倍となっています。


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