香川県で今年度上半期に1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業が、過去10年で最も少なかったことが分かりました。
東京商工リサーチ高松支社の調査によると、今年4月から9月に1000万円以上の負債を抱えて倒産した香川県の企業は16件でした。 これは、2019年度より12件少なく過去10年では最少だということです。
一方、負債総額は2019年度より2億2500万円多い48億5000万円でした。
原因別では、販売不振などを含む「不況型」の倒産が87.5パーセントを占めました。
東京商工リサーチでは、新型コロナ関連の助成金などで一時的にしのいでいる企業が再び資金繰りに苦慮し、年末にかけては、倒産増加に転じる可能性が高いとしています。