岡山県浅口市のおかやま山陽高校の製菓科の生徒が11月に行われたスイーツ甲子園で優勝し、結果を高校に報告しました。
お菓子作りの腕前を競うスイーツ甲子園で、全国52校117チームの中からおかやま山陽高校が優勝を果たしました。
優勝メンバーは、スイーツ研究部の田代なつめさん、滝澤耀里(ひかり)さん、三宅紗嘉(さやか)さんの2年生3人です。
ケーキのコンセプトや素材を全て生徒が考えて作りました。
(記者)
「ケーキのポイントは倉敷産のレンコンです。カリカリに揚げて、アクセントにします」
和をモチーフにしていて、倉敷市の連島レンコンはチョコレートケーキの生地に練りこみます。
(スイーツ甲子園で優勝/おかやま山陽高校・製菓科2年 田代なつめさん)
「レンコンが日本の食材で先が見通せるという縁起ものなので、これから先明るい未来が見通せるように願いを込めて使っています」
作り始めて約2時間。スイーツ甲子園で優勝したケーキ、「プリエール」が完成しました。
「プリエール」はフランス語で「祈り」を意味し、新型コロナの終息などの願いが込められています。
このケーキで大会を制した3人。4日は製菓科の1年生から3年生、約120人に優勝を報告しました。
2021年春ごろには、今回の優勝メンバーとコーヒーショップのタリーズコーヒーがコラボスイーツを開発する予定です。