若手警察官が県民を守るために厳しい訓練に励む警察学校。その警察学校の授業にKSBの篠原茉那アナウンサーが潜入しました。
(篠原茉那リポート)
「警察学校に体験入校します! 体力には自信があるので頑張ります」
私が体験入校したのは高松市にある香川県警察学校。現在は、2025年の春採用された16人の警察官が法学や逮捕術などを学んでいます。
私は、警備実施の授業を体験してきました。この授業は、デモやテロへの対応などについて学ぶもので、使うのは6kgの大盾。
(篠原茉那リポート)
「腕が痛くて熱がこもっています」
相手の攻撃に対応できるよう、正面や横、斜めなどさまざまな盾の構え方を学びます。
中でも難しかったのは頭の上に盾を構えること。周りの警察官と同じように構えますが、うまくいきません。
(篠原茉那リポート)
「重すぎて頭に盾が落ちそうです」
(警察官)
「手プルプルして落ちそうになるんですけど、耐えて上げています」
その後は、ボールを投げつけられた石に見立て、盾を構えながら自分の身を守る訓練を行いました。
(篠原茉那リポート)
「ボールがくるって思ったら怖くて前見てられないんですけど、見ないといけないですもんね」
そして最後は、盾をバトンにして6チームに分かれてのリレー。警察官が必死につないでくれた盾を受け取り私はアンカーを務めました!
6kgの大盾を持って80m。最後の最後で追い抜かれ、結果は6チーム中4位でした。
(篠原茉那リポート)
「何も言えない。どんどん盾が重くなってきて(チームに)迷惑をかけないようにと思っていたんですけど、言葉が出てこないです。しんどい」
(香川県警察学校/松村祐希 教官)
「自分の頑張り、厳しさ、きつさを乗り越えることが県民の安心安全に直接繋がっているということが、いかに感じられるかということが大切だと思う」
(平木結萌 巡査)
「正直しんどいんですけど、県民の人たちを守るためには厳しい訓練を耐えないと強くはならないと思うので、メンタル的にも体力的にも強くなるためにはこういう訓練は必要だと思います」
(内藤雅人 巡査)
「4月はナヨナヨみたいな高校卒業したてなので精神的にも未成熟だったのですが、半年間過ごして少しは成長したのかなと」