香川県三豊市の老舗の缶詰メーカー「讃岐罐詰(かんづめ)」が、2026年1月5日付で事業を停止し、近く高松地方裁判所に近日中に自己破産を申請する見通しであることが分かりました。
民間の信用調査会社、帝国データバンク高松支店によりますと、「讃岐罐詰」は1929年創業。ミカンやモモなどの果物の缶詰を主体に、ジャムやマッシュルーム、なめ茸などの野菜の缶詰、牛めしや五目ご飯などの米飯の缶詰のほか、OEMによるミカンやモモを使用したカップゼリーなども製造していました。
中でもマッシュルームの缶詰は国内で初めて製造。国内トップクラスの製造量を誇り、食品メーカーや菓子販売店向けに販売、1992年8月期には年間の売上高約40億9217万円を計上していました。
しかし、近年はお中元・お歳暮需要の縮小などの影響で2025年8月期の売上高は約9億2350万円にとどまっていて、価格競争や設備投資費の上昇などから厳しい資金繰りが続き、事業継続を断念したということです。負債額は2025年8月期末時点で約12億3800万円です。