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震災の記憶を風化させない…被災地を取材した女性が中学校で特別授業 香川・まんのう町

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 2021年3月11日で東日本大震災の発生から10年です。

 震災直後にテレビディレクターとして被災地を取材し、現在、香川県まんのう町の図書館で働く女性が中学校で特別授業を行いました。

 震災の記憶を風化させないため、まんのう町立図書館が満濃中学校の1年生、約150人を対象に行ったものです。

 生徒たちは事前に震災関連の本を読んで知った津波や原発事故の被害について発表。元テレビディレクターで図書館スタッフの浜田有里さんが、震災後1年以上にわたり東北3県で行ってきた被災者への取材の経験を語りました。

(元テレビディレクター まんのう町立図書館スタッフ/浜田有里さん)
「悲劇…ちょっと待って、悲劇は軽すぎるな。とにかくすごく悲しい絶望的な状況を乗り越えて10年。今があるということをみんなに知っておいてもらいたい」

(参加した生徒は―)

「(元の家に)まだ帰れていない人とかいることはこの授業で学んで以前は知らなかったです」

「差別されたりとかしてる人がいるってことが分かったので、大人になってから自分の子どもができたりしたら災害のことを教えて将来に生かしていきたい」

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