12日、岡山市と倉敷市で高齢者施設に入所している人を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まりました。
岡山県の各市町村は高齢者施設に入所している人から接種する方針です。
(岡山済生会ライフケアセンター 岡山・北区国体町 12日朝10時すぎ)
岡山市の岡山済生会 ライフケアセンターでは、老人ホームの入所者34人と職員2人が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けました。ライフケアセンターはワクチン1瓶から6回接種する方式で、国の想定よりも1回多く接種できます。
岡山市では4月30日までに5つの高齢者施設で480人が接種予定です。
(ワクチン接種を受けた/弘中羊三さん[90])
「ちょこっとは痛いですけど、ほとんど感じません。安心しました」
(ワクチン接種を受けた/弘中余糸子さん[84])
「いつものインフルエンザの予防接種とあまり変わらなかった」
「(終息したら)家族に会いたいですね、自由に」
また、倉敷市の高齢者施設、玉島病院・介護医療院でも入所者10人が12日、接種を受けました。
2つの施設で副反応の報告はありませんでした。