新型コロナウイルスの影響で来日できない学生のために、岡山市の日本語学校でオンライン入学式が行われました。
岡山市北区の岡山外語学院が行ったオンラインでの入学式には、中国やインドネシアなどから31人の学生が参加しました。
式では中国語や英語などの通訳を付け、1人ずつ名前を呼ばれると日本語で自己紹介をしました。
(中国からの参加者)
「趣味はスポーツとおいしいものを食べることです。日本のドラマが好きですから日本語を勉強します」
岡山外語学院の学生数は2019年度は390人でした。しかし、2020年度は、新型コロナウイルスに伴う外国人の入国制限のため251人に減りました。
さらに今回は、72人が入学する予定でしたが、学期の初めに入学できたのはすでに日本に来ていた4人だけでした。
オンライン入学式に参加した学生には今後、オンライン授業を実施する予定です。
(岡山外語学院/鷹家秀史 校長)
「天候によってWi-Fiの調子が良くない。途中で切れるような国もあるんですけれども、あの手この手、表裏使いながら学生たちの勉強を心からサポートしたい」