一瞬の輝きをとらえました。10日から始まった愛鳥週間に合わせ、岡山市で野鳥の写真展が開かれています。
(日本野鳥の会 岡山県支部/香西宏明さん)
「一番身近にいる野生動物じゃないかと思います。哺乳類よりも鳥類の方が身近に見られると思うんですね。庭にも実のなる木をおいてたりすると、意外とやってきます」
写真展は日本野鳥の会・岡山県支部が、野鳥たちを身近に感じてもらいたいと愛鳥週間に合わせて毎年、開いています。
野鳥の会の会員18人が撮影した48点の写真が並んでいます。
渓流沿いなどで見られるミソサザイ。日本で最も小さな鳥のひとつ、巣材のコケを力強くむしり取っています。
(記者リポート)
「オオルリがいますね。この目が覚めるような青、後ろのヤマザクラとの対比がきれいですね」
その他、オニグルミの枝に止まる尾が長いサンコウチョウのオス。
渓流沿いに暮らし、別名・火の鳥と呼ばれるアカショウビンなど、多くの夏鳥の写真が展示されています。
耳をすませば、聞こえてくる野鳥たちのさえずり……。
身近な野鳥たちに親しみが湧いてくる写真展は、5月16日まで岡山市の県生涯学習センターで開かれています。