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〈新型コロナ〉「やっぱりつらいな」高校生活最後の大会を前に 岡山県教委「県立高校の公式大会がある部以外の活動停止」の方針

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 新型コロナウイルスの急激な感染拡大の影響は、岡山県の学校や施設にも出ています。

(岡山県教育委員会/鍵本芳明 教育長)
「公式大会を控えている部以外については活動を停止します」

 岡山県教育委員会は県立学校での部活動について、13日から5月末まで1カ月以内に公式大会がある部以外は活動しない。公式大会がある部も原則校内で活動し、他校との練習試合や合宿はしないとの方針を示しています。

(岡山朝日高校 バスケットボール部/岡田望遥 主将)
「やっぱりつらいなというのはありますし、岡山県全体の一体感も薄れてくるのかなと感じます」

 岡山市の岡山朝日高校です。男子バスケットボール部は約2週間後に県総体を控えています。

(記者リポート)
「バスケットボール部では、掛け声を最低限に減らして練習に励んでいます」

 3年生にとって高校生活最後の大会。掛け声の代わりに拍手で声援を送ることや、部室での着替えの時間を学年ごとに分けるなど部一丸となって感染対策に取り組んでいます。

(岡山朝日高校 バスケットボール部/岡田望遥 主将)
「去年は全く授業も部活も全然できなくて、今の状況は本当に幸せだなと思うし、大事にしていきたいと思います。最後の大会だし、後輩たちにも受け継いでいきたいし、残していきたいと思っているので全力で頑張りたいと思います」

 一方、不特定多数が利用する県所有の31施設では5月末まで休館が決まっています。その内の1つ岡山県生涯学習センターは14日から休館です。

 開催中だった「野鳥の写真展」は13日、開催からわずか3日で片付け作業に追われました。

(日本野鳥の会 岡山県支部/香西宏明さん)
「年1回しか開催していないので、来年の愛鳥習慣を目指して作品づくりをしていきたいと思います」

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