アメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAで4月「本契約」を勝ち取った尽誠学園出身の渡辺雄太選手が、今シーズンを振り返りました。
(NBAトロント・ラプターズ 尽誠学園出身/渡辺雄太 選手)
「一つの目標にしていた本契約をシーズン終盤にようやく勝ち取ることができた。ただ、それは通過点だと思ってますし、まだまだこれからが勝負だなって思っています」
プロバスケットボールの最高峰アメリカNBA。渡辺選手は今シーズン当初、NBAと下部リーグを行き来する「2WAY契約」でしたが、4月「本契約」を勝ち取ったことで、常にNBAで出場することが可能になりました。NBAの出場数も昨シーズンの18試合から50試合に大きく伸ばしました。
今シーズン最も印象に残った言葉には、高校時代の恩師でもある尽誠学園の色摩拓也監督から今年3月に掛けられた言葉をあげました。
「『バスケットっていうのは守って走って点を決めるスポーツだから、シンプルに“原点に返る”そういう考え方もあるんじゃないか』っていうのは言っていただいて、その先生の言葉っていうのは今シーズンの中では、一番『確かにな』というか自分の中に響いた」
「香川は自分にとって今でもすごく大切な場所ですし、自分の育った場所で、地元の人たちが応援してくれるというのはすごく力になるので、今後もっと頑張って、もっともっといいニュースを届けられたらと思うので、今後とも応援よろしくお願いします」