東京オリンピックの全ての競技で最初となるソフトボールの予選が21日始まりました。岡山県総社市出身の原田のどか選手も勝利に貢献しました。
東京オリンピックの開会式に先駆けて行われたソフトボールの初戦。対戦相手はオーストラリアです。
総社市出身の原田のどか選手(29)は1番ライトでスタメン起用されました。
1回裏の攻撃、原田選手最初の打席はうまくバットを合わせますがセンターフライに倒れます。
(観戦の様子)
「よっしゃ!あーーっ」
原田選手の父・康位さん(56)と母・留美さん(56)は総社市の実家から応援していました。
原田選手は家族に向けて20日、こんなメッセージを伝えていました。
(原田選手からのメッセージ)
「ここまでいろいろなことがのどか自身にもみーんなにも家族にもあったけどまだまだ人生過程。だからこそこのソフトボール人生の中の明日から最高に楽しんできたいと思います!」
原田選手は小学3年生の時に野球を始め、高校時代にソフトボールの道を選び、日本代表を目指して努力を続けていました。
(原田選手の母/留美さん)
「やめたかった時もあったし、何をしたかったのかというと最終的にソフトボールだったのでそれが(五輪に出る)夢が叶って良かった」
試合は3回裏 1-1と同点の場面で原田選手に打席が回ります。
セカンドゴロを打った原田選手は相手の送球がそれた間に2塁へ進みます。
続く2番・内藤が2ランホームランを放ち原田は勝ち越しのホームを踏みます。
(原田選手の父/康位さん)
「チームに貢献できただけで万々歳。(HRを打った)内藤さんに感謝」
4回裏には1アウト1、3塁のチャンスに原田選手。犠牲フライで追加点をあげ、6-1とリードを広げます。
その後も得点を重ねた日本。5回 8-1でオーストラリアにコールド勝ちしました。
(原田選手の父/康位さん)
「十分満足。日本チームに貢献できただけで満足」
(原田選手の母/留美さん)
「自慢の娘なので元気で頑張って皆さんに笑顔を伝えられれば」
日本代表は22日、メキシコと対戦します。