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新型コロナ感染再拡大の中、今年のお盆どう過ごす?

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 視聴者の皆さんの声をもとにニュースをお届けする「みんなに聞いてみた」。今回のテーマは「今年のお盆どう過ごす?」です。

 パークKSBアプリのアンケートによると、今年のお盆は自宅で過ごすと答えた人が全体の80パーセント以上を占めていました。帰省すると答えた人は5パーセントほどでした。

 「自宅で過ごす」と答えた人からは、その理由として「デルタ株の感染が広がっている」や「ワクチン接種を終えたとしても油断できない」という声が多く上がりました。帰省する人が少なくなりそうな今年のお盆……その影響はさまざまな所に出ています。

(柏原生花店/柏原章弘さん)
「帰省できない方がいっぱいいると思うんで、それだけでもかなりの人数が減っているなとは思います。法事だとか集まり自体が無くなってきているので。簡素化というか、省略されている方もいると思うので、やっぱり減りますね、どうやっても」

 高松市片原町にある柏原生花店は、仏壇やお墓にお供えする仏花などを販売しています。新型コロナの影響で売り上げは例年より2割から4割減っています。

(柏原生花店/柏原章弘さん)
「去年と同様何も見えないですね。だから仕入れも困るし、先が読めないというとはやっぱり怖いですね。10日から15日にかけてどうなるかっていうのは、楽しみなようで怖い、そういう状況ですね」

 一方、高松市の岩佐佛喜堂では、需要が高まっているものがありました。

(岩佐佛喜堂/岩佐武彦 社長)
「お線香の需要が非常に増えました。最近、密葬とか家族葬とか多いですから、葬式には行けなかったからお線香を送ろうという形で、非常に需要が増えています。また県外の方からお盆のお墓参り帰れないから、お線香を実家の方にお供えしようとか、そういう形の需要が増えてきています」

 線香の売り上げはこれまでと比べて2割から3割ほど増えたそうです。

 特に特殊な方法で作った灰が落ちないタイプの線香が人気を集めています。

(岩佐佛喜堂/岩佐武彦 社長)
「来店客数としては、やはり若干減ってきておりますけれども、お線香のお客さんは増えてきているんですね。ですからなんとかこの新型コロナ禍を会社として運営している状態ですね」

 パークKSBアプリで今年のお盆にお墓参りをする予定があるかを訪ねたところ、約7割の方は「する」と回答しました。

 一方、「しない」という人の中には「帰省できない」ことを理由に上げる人が多くいました。

 再び新型コロナの感染が広がる中で迎える今年のお盆。皆さんはどのように過ごされるでしょうか。

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