東京パラリンピック卓球男子シングルスには、立って競技する中では2番目に障害が重いクラス7に岡山県倉敷市出身の井上全悠が登場しました。
井上は生後8カ月の時に交通事故に遭い、両足の股関節やひざが動かしにくい障害があります。
初戦で敗れて迎えた26日の試合、井上は第2ゲーム以降、正確なショットが冴えます。相手選手を圧倒しゲームカウントは3対1。持ち前の粘りをみせ井上が逆転で勝利しました。【井上全悠 3ー1 パレストリーノ(オーストラリア)】
27日の試合で敗れた井上。大会通算1勝2敗で、1次リーグ突破はなりませんでした。