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香川県の地価調査 29年連続の下落 停滞続き「先行き不透明」

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 不動産取引の目安となる地価調査の結果が発表され、香川県の「全ての用途」の平均変動率は29年連続の下落となりました。

 香川県では7月1日時点で182地点を調査しました。「全ての用途」の平均変動率はマイナス1.0%で、29年連続の下落となりました。「住宅地」「商業地」も下落し、いずれも下落幅は2020年より大きくなりました。

 住宅地で最も高かったのは8年連続で「高松市番町3丁目」でした。1平方メートル当たり25万9000円で、2020年より1.6%上昇しました。

 「商業地」では飲食業などの低迷から、調査した40地点で価格が上昇した地点はありませんでした。観光業が打撃を受けている直島町では、調査した全ての地点で6年ぶりの下落に転じました。

 調査した不動産鑑定士は「景気は持ち直しの動きもみられるが、不動産市場は停滞傾向が続き、先行きの不透明感が大きい」と分析しています。

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